会場:1106
テーマ 公共図書館の電子書籍導入の課題及びその解決について
現在、ICT技術の進歩によりデジタル・アーカイブと電子書籍が廉価で導入可能になっている。また、各種補助金等により図書館を中心として資料のデジタル化が進んでいる。しかし、特に電子書籍サービスの導入実績は、日本の公共図書館に於いて、未だ数少ない状況である。これは、電子書籍サービスの意義は理解していても具体的な事業化の方法が理解できない面が大きいのではないかと思われる。
そこで、既に電子書籍を導入している図書館および導入を見送っている図書館へのアンケートを実施し、問題点や課題等を浮き彫りにした上で、電子書籍で実績あるベンダー、プラットフォーマ数社に参加をいただき、導入ステップと運用経費、各社の特徴等に関しての説明を行ってもらう。
また、後半では「図書館の実情や図書館と出版社の関係から見えるもの」と題したパネルディスカッションを、図書館、出版社、図書館でビジネス展開を図る企業の関係者に参加していただき実施、電子書籍導入の課題と具体的解決策について議論する。会場からの質疑応答等も行なう。
●第一部
司会:山崎博樹(秋田県立図書館副館長)
講師:㈱メディアドゥ、大日本印刷㈱、㈱日本電子図書館サービス ほか
●第二部
司会:(検討中)
講師:高山正也(知的資源イニシアティブ代表理事)、新名新(㈱出版デジタル機構代表取締役社長)、山崎博樹(秋田県立図書館副館長)ほか